皆様こんにちは!
マドリッドの繁華街の中心にあり、多分スペインで一番有名な広場、太陽の門広場をご紹介します。
YouTubeで太陽の門広場をチェック!
スペインでは大晦日のカウントダウンの時、12点鐘をききながらブドウを12粒食べる習慣がありますが、そのときほとんどのTV局で中継するのが、この太陽の門広場の州庁舎の時計です。
ですので、スペイン人ならだれでも知っている広場です。
広場の周囲にはスペインのデパート、エル・コルテ・イングレスの本店、レアル・マドリードのオフィシャルショップ、アップルストアなど、新しいお店も並んでいますが、旧市街中心ですので、有名な老舗のお店もこの近くにたくさんあります。
いつもにぎわっている広場ですので、いるだけでも楽しいですが、お手荷物はいつもお気を付けください!
スペインの0㎞地点
太陽の門広場の南側には、18世紀に建設された大きな州庁舎が建っています。この建物は、建設当時は郵便局でした。
その正面入り口のちょうど前に、スペインの国道の0㎞地点があります。
ただ、敷石の一つに㎞.0と書いてあるだけなので、近くに行かないとわかりずらいのでご注意ください。
YouTubeで0km地点をチェック!
クマとキイチゴの木の銅像
マドリッドの紋章は、キイチゴの木にクマが寄りかかっているという、かわいい紋章ですが、その銅像が、太陽の門広場の東側、アルカラ通りが始まるところに建っています。
ここは昔から待ち合わせの場所でした。渋谷のハチ公みたいですね。
YouTubeでクマとキイチゴの木の銅像をチェック!
広場に門はないけど…
広場内に門はありません。
実は、16世紀まではこの広場がマドリッドの街のはずれでした。
ですので、ここにそれまでは通行を管理するための門、太陽の門が建っていたのだそうです。
門自体は16世紀に街を拡大した際に、取り壊されたのですが、広場の名前はその門があったところということで、太陽の門広場になったのだそうです。
太陽の門・治安
太陽の門広場は、繁華街で旧市街の中心地で、いつも人で賑わっています。また、観光客も大変多いところです。ですので、それを狙った泥棒もかなりたくさんいます。
大概はコソ泥です。スリや置き引きなどです。
近くの風景に気を捕られていると、いつの間にか後ろにピッタリとへばりつくようについてくる人がいます。
よく見ると、その人の手がバッグの方に伸びていて、ファスナーを外そうとしていたりします。
近くの風景を見ていたら、突然声見知らぬ人に声をかけられ、洋服に染みが付いていると言われます。
実際、コートに染みが付いていて、声をかけてきた人がそれを拭いてくれようとしますので、感謝しながら断っているうちに、バッグが消えていたりします。
つまり、これは、皆様の注意をお手荷物からそらせるための芝居ですので、お気を付けください。
絶対に泥棒だという保証はないですが、用もないのに近寄ってきたり、話しかける人には注意しましょう。
まず、ご自分のお手荷物を確保してから、応対しましょう。
太陽の門・周辺
太陽の門の北側には、マドリッドの商業の中心のグラン・ビア通りがあります。
そこまで、車両通行止めの3つの通り、プレシアドス通り、カルメン通り、モンテラ通りが通っています。
こちらにはエル・コルテ・イングレスの本店、ZARA、レアル・マドリッドのオフィシャル・ショップなど、大手のチェーン店がたくさんあります。
東側には、シベレスの噴水まで行くアルカラ通り、国会議事堂やプラド美術館まで繋ぐカレラ・デ・サン・ヘロニモ通りが通っています。
西側は、王宮まで繋ぐ通り、アレナル通り、マヨール広場、アルムデナ大聖堂の脇を通って、アラブ時代の城壁まで行くマヨール通りが通っています。
マヨール通り、アレナル通りには老舗の店と、古い建築を改装したおしゃれなお店が共存しています。
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