皆様こんにちは!
マドリッドを象徴するシベレスの噴水と、その周りの広場(シベレス広場)をご紹介します。
YouTubeでシベレスの噴水をチェック!
シベレスの噴水とプラド通り
18世紀の王様、カルロス3世は貴族だけではなく階級差別なく市民が自由に散歩ができる憩いの場所を造り、同時に散歩道を整備しました。
その遊歩道がシベレスの噴水のあるプラド通りです。
シベレスの噴水は、18世紀にカルロス3世がプラド通りを建設したときの両端に、円形の噴水を設置した内の一つです。ただ現在はプラド通りは、ネプチューンの噴水を超え、アトーチャ駅まで続いています。
*2020年から、この周辺が世界遺産になりました。
シベレスの噴水の南東には、素晴らしい現市役所(旧郵便局)の建物、また南西には、スペイン銀行があります。
*スパイン銀行は、ネットフリックスのドラマ、『ペーパーハウス』の舞台になったところですね。
この噴水の西、アルカラ通りのちょうど真ん中からみると、アルカラ門、市役所、リナレス宮殿(アメリカ館)が見渡せます。
モチーフはギリシア神話・大地の女神
建設は、18世紀で、新古典様式です。建築家は王宮の建築家の一人、ベントゥーラ・ロドリゲスです。
ギリシア神話の大地の女神、シベレスが、2頭のライオンにひかせた車に乗っている銅像が真ん中に設置されています。
ネプチューンの噴水と対
同じプラド通りにあるネプチューンの噴水と対に設置されています。
どちらも同じ円形の噴水で、その外側を回り込んでプラド通り全体が、ローマ時代の競技場(ベン・ハーの映画で4頭立ての馬車の競技をしたところ)をイメージして造られました。
レアル・マドリッドの広場
シベレスの噴水は、サッカーファンにも有名な噴水です。
マドリッドのサッカーチーム、レアル・マドリッドが大事な試合に勝ったり、リーグで優勝したりすると、この噴水の周りでお祝いします。
ですので、シベレス広場はレアル・マドリッドの広場でもあります。
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