サンタ・アナ広場【Plaza de Santa Ana】

サンタ・アナ広場(Plaza de Santa Ana)

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皆様こんにちは!

マドリッドの旧市街にある広場、サンタ・アナ広場をご紹介します。

昼間も素敵な広場ですが、広場を挟むように建っているホテルMeと、エスパニョール劇場の夜間照明に照らされて、夜は特に素敵な広場です。

Youtubeでサンタ・アナ広場をチェック!

劇場とホテルに囲まれた旧市街の広場

ほぼ長方形の広場です。東側は、16世紀に開設された歴史あるエスパニョール劇場と、西側はホテルMeに面した素敵な広場です。

Hotel_Me

ホテルMeは、昔はホテル・レイナ・ビクトリアという名で、闘牛士が多く利用したことで知られていました。

バル街からすぐ近く

広場の中にも、セルべセリア・アレマナ(Cerveceria Alemana)などたくさんのバルが隣接していて、多くのテラスも設置されていますが、アルバレス・ガト通りやウエルタス通りなどのバル街からもすぐ近くです。

すぐ近くに、タブラオ・フラメンコ1911(Tablao Flamenco 1911)もあります。

ここは以前はビジャ・ロサと言い、1911年から開業していた世界で一番古いタブラオ(フラメンコを見せるお店)でした。

タブラオ・フラメンコ1911 グーグルマップへはこちから!

広場の周辺は昔から劇場が集中

ヨーロッパでは、15-16世紀のルネサンス期から人情劇、つまりお芝居が盛んになり、老若男女、身分を問わない娯楽になりました。

イギリスで、シェイクスピアが活躍した時代です。

スペインでも、ロペ・デ・ベガ、フェルナンド・デ・ロハス、カルデロン・デ・ラ・バルカなどの著名な劇作家が活躍しました。

ドン・キホーテで有名なセルバンテスも、劇作家になろうとしてイマイチ有名になれなかったので、小説家に変えています。

セルバンテスの像*スペイン広場

それに伴い、以前のお芝居は、教会の庭や広場などで大道芸人たちが演ずる形でしたが、次第にお芝居に関係する人たちが組合を作りようになりました。

許可を持っていた組合員の業者たちが劇場をこの辺りに集中して建設するようになります。

その一つが、サンタ・アナ広場に面している、エスパニョール劇場です。以前はプリンシペ劇場といいました。

エスパニョール劇場【旧プリンシペ劇場】

劇場が集中していたため、17世紀からセルバンテスなどの多くの文豪たちが住んでいたこの周辺を、今でも文学地区(Barrio de las Letras)といいます。

広場中央のホテルMe側には、スペイン黄金世紀(17世紀)の劇作家、カルデロン・デ・ラ・バルカ、エスパニョール劇場側には、内戦で銃殺された20世紀のスペインを代表する詩人・劇作家ガルシア・ロルカの銅像があります。

カルデロン・デ・ラ・バルカ
ガルシア・ロルカ像

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