皆様こんにちは!
アドルフォ·スアレス·マドリッド-バラハス空港を紹介します。
少々長い名前なので、通常はバラハス空港(Aeropuerto de Barajas)と呼ぶ人が多いです。
スペインの首都、マドリッドの国際空港です。文字通り、スペインの玄関です。
↓2024年現在、ご利用の航空会社がどのターミナルで扱われているかは、次のURLでご確認ください 。
バラハス空港・利用案内
バラハス空港は、ターミナル1、2、3(T1 、T2、T3)とターミナル4(T4)に分かれています。
T1、T2、T3は建物がつながっておりますので、歩いても移動できますが、T4は7kmほど離れています。T2からT4までシャトルバスが出ています。
また、フライト乗り継ぎの場合、 T1、2とT4ですと、荷物はスルーで流せません。
一旦スーツケースを受け取って、ターミナル移動してから改めてチェックインします。
お気をつけください。
タクシー
時間に関係なく、一番簡単で楽なのは、タクシーです。ホテルからでしたら、レセプションで呼んでもらうことも可能ですし、大通りなら、流しのタクシーを手を上げて呼んで全く大丈夫です。市内からは料金一律で、33ユーロ(2024年現在)です。
路線バス
路線バスは、アトーチャ駅のバス停から、シベレス広場を通って空港まで行きます。料金は5ユーロで、T1、2、4に止まります。交通状況にもよりますが、時間は全行程、40分ほどです。
アトーチャ駅は夜間、23時から6時までは止まらないようです。その間の時間は始発も終着もシベレス広場から(まで)になります。バス停は市役所のちょうど前にあります。
時間表は次のURLでご確認ください。
地下鉄
地下鉄の場合、Nuevos Ministeriosの駅から8番線で空港まで行けます。ただ地下鉄は01:30から06:00まで閉まっていますのでご注意ください。また、空港までは追加料金が3ユーロかかります。
空港から地下鉄に乗る場合、ターミナル2とターミナル4に地下鉄の駅があります。到着ロビーに出たら、地下鉄のマークを目指していくと、駅に行けます。
フライトがターミナル1に到着した場合は、まずターミナル2を目指していくと、地下鉄のマークが見えてきます。
国鉄(Renfe)
マドリード市内からT4のみ、Renfe(国鉄)の近郊線(Cercanias)のC1 とC10番線で行くことができます。料金は、2024年現在、一番安くて、2ユーロ75セントです。
街なかのC1とC10番線の駅は、次のURlで確認ください。
ターミナルT1、T2、T3
T1、2ともに到着ロビーは0階、出発ロビーはT1は1階、T2は2階にあります。T3は2024年現在では通常の航空会社のフライトでは使われておりません。
2024年現在、ご利用の航空会社がどのターミナルで扱われているかは、次のURLでご確認ください 。
出発ロビー
タクシーや、バスで来た場合、入口から入ると、正面にチェックインカウンターがズラっと並んでいます。T1もT2も、それほど大きくはないので、右端から左端まで歩いても大した時間はかかりませんが、モニターが各所にあるので、ご自分のフライトのカウンターの番号を確認すると良いと思います。
チェックイン後は、T1の場合、出発ロビーの中央くらいに、T2の場合は出発ロビーの中央にある広い通路の奥にエスカレーターがあり、一階下がったところに手荷物検査があります。
コロナの間、ファーストトラックは閉まっていましたが、今現在はまた開いています。ビジネスクラスの方はこちらをご利用になると速いです。ファーストトラックの入口は他にあります。
手荷物検査が終わったら、やはりモニターがあり、そこで登場ゲートを確認することができます。通常はゲート番号は出発前1時間半前くらいになるまで決まりません。
EU外フライトの場合、手荷物検査が終わったあと、パスポートコントロールに行って出国します。
パスポートコントロールに行くには、 Control de Pasaporte、あるいは英語標準、Passport Controlと書いている矢印に向かってください。
免税の手続き
街なかで買い物をした時、お店によっては、スペインの消費税が返ってくる免税の手続きの書類を作ってくれます。
免税の手続きは、税関を通る前に基本行います。税関を通ったあとでもできるようです。
免税の手続きの書類を持っている場合、その書類にDIVAと書いている場合は(2024年現在ではほとんどの書類がDIVA)免税手続きの機械があり、そこですみます。手順は非常に簡単です。
DIVAと書いてある書類
機械のスクリーンで日本語を選び、その指示に従って書類のバーコードを通します。バーコードを機械が読み込めばそれで終わりです。
ただまれに機械の感度が悪いのか、読み込めないことがあります。その場合は税関の治安警察のカウンターに行って手続きをします。
機械は、T1の出発ロビーに何台か、T2には、やはり出発ロビーに1台あります。
手続きを終えて消費税の払い戻しをしてもらうには、会社によって色々なやり方があります。
以前はカード番号パスポート番号などを記入して、備え付けの封筒に入れて取り扱いの会社に郵便で送っていました。ですがコロナ以降、デジタル化が進み、投函する必要のないものや、紙に記入する必要のないものまで、そのやり方は会社によって様々です。お買い物の際にお店の人に良く聞いたほうが良いと思います。
DIVAと書いてない書類
書類にDIVAと書いていない場合は、税関の治安警察のカウンターに行き、書類にスタンプをもらいます。
治安警察のカウンターは、ターミナル1の出発ロビーにあります。ターミナル2にはありませんので、お気をつけください。
その場合は、基本はお買い物した現物を警察に見せることになっています。
実際に見せることは少ないのですが、確認すると言われた場合に見せられないと、手続きができないことがありますので、一応用意しておきましょう。
到着ロビー
EU内からのフライト
EU内からのフライトからでしたら、飛行機を出たあと、Exit、Salida(スペイン語で出口)あるいは、Luggage、Equipaje(スペイン語で荷物)と書いている方向にひたすら歩いていきます。
そうしますと、Salisa sin retorno(出戻り不可出口)と書いてあるドアがあり、そこから出ると、チェックインした荷物を受け取るベルトが並んでいるロビーに出ます。
チェックインした荷物があったら、モニターで、ご自分のフライトの荷物が出てくるベルトを確認してそこで待ちます。
EU圏外からのフライト
EU圏外からマドリードに到着した場合は、まず入国します。Passport Controll あるいはスペイン語、Control de Pasaporteという表示に向かっていきます。
入国カウンターを通過したら、EU圏内からのフライトと手順は同じです。
荷物がない場合はそのまま外に出ます。
税関が出口の隣にあるのですが、通常は検査はありません。でも時々アトランダムに検査されることがあります。
でも普通は税関があることさえ気が付かないことが多いです。
出口から到着ロビーに出たところで、お迎えの人に会えます。それまでは外の人は中には入れません。
到着ロビーから出口を出ると、すぐにタクシー乗り場があります。順番に乗っていきますので、列に並んでください。
地下鉄に乗る場合は、建物の外に出ず、地下鉄のマークを目指して歩いていきます。
路線バスに乗る場合は、いったん外に出てバスの停留所まで歩いていきます。
チェックインした荷物が出てこない場合
たまにですが、チェックインした荷物が他のフライトに間違えて積み込まれたり、出発地に置き去りにされたりすることがあります。
そうしますと、荷物が出てこないことがあります。
そういう場合は、Luggage Claim、あるいはLost Luggageと書いてあるカウンターが奥にありますので、そこで、荷物紛失の書類を出してもらいます。
そこで、紛失した荷物がどこにあるか確認したほうが良いです。もしかすると、次のフライトに乗ってくることもありますので、2-3時間待っていれば、そのまま荷物を受け取れるかもしれません。
その可能性が少ない場合は、マドリードでの住所(ホテルならホテルの住所)を伝えます。
通常は、翌日には届きますが、何日間かかかる場合もありますのでご注意ください。
つまり多少遅れて到着しても、確実に自分で受け取ることができる場所を指定してください。
バラハス空港でのフライト乗り継ぎ
マドリードが最終目的地ではなく、乗り換えをする場合はターミナル1、2から出る飛行機の場合でしたら、通常は荷物はチェックインの際に最終目的地まで送ってもらえます。
出発時、チェックインの際に荷物がどこまで送られているか、必ずご確認ください。
荷物が最終目的地まで送られている場合はそのままTransitと書いている方に向かい、次のフライトの搭乗ゲートまで行きます。ゲートが並んでいるところまで行くと、やはりモニターがあり、そこでフライトの番号で、搭乗ゲートの番号を確認できます。
荷物がマドリードまでの場合は、一旦受け取ってから改めてチェックインをします。
ターミナル1、2からターミナル4(あるいはその反対)のフライト乗り換えの場合は、内側が繋がっていないので、スルーで乗り換えることはできません。
チェックインした荷物をいったん受け取ってから、外に出て、シャトルバスでターミナル4(ターミナル4からだったら、ターミナル1、2)に移動し、改めてチェックインをすることになります。
荷物預かり所
T2にあります。到着ロビーから1階上がり、地下鉄に行く通路の途中にあります。入口にConsignaと書いてあります。中に入ると、預ける荷物をX線を通します。
時間単位でも、一日以上の長時間でも預けられます。3日以上預ける場合は1日15ユーロです。
営業時間は07:00から22:00です。
T4、T4S
バラハス空港で一番大きなターミナルはT4です。EU圏外へのフライトはT4Sと書いてありますが、これはT4の手荷物検査を通った後、電車に乗っていく先がT4Sです。
つまりT4Sは、T4を通って行きます。
T1、2、3から場所も離れており、歩いてはいけません。
T1、2からT4まで(あるいはその反対)の移動は、シャトルバスに乗っていきます。シャトルバスの停留所はT1、2、4にあります。
出発ロビー
出発ロビーは2階にあります。
地下鉄か国鉄で行く場合、改札を通ってから空港の建物に入るとエレベーターがあるのでそこから2階に上がると出発ロビーです。
大変広いので、何番のカウンターでご自分のフライトのチェックインができるか確認してからチェックインします。
カウンターがズラッと並んでいるその奥にいくつか奥に行くための通路がありそこを通った後、だいたい中央に手荷物検査があります。
免税の手続き
免税の手続きの手順は、T1、2と同じです。
免税の機械は、手荷物検査に行く通路を通る前、中央よりも左寄りに何台か並んでいます。
有人カウンターは手荷物検査に向かって左側、奥に隠れたところにあります。
払い戻しのカウンターは、手荷物検査を通った後にあります。
T4Sに行くには、手荷物検査を通った後、Control de Pasaporte、あるいは英語表示のPassport Controlの表示に向かって、ひたすら歩いていくと出国カウンターがあり、そこを通ると自動的に電車に乗るようになっています。
電車を降りたところが、T4Sです。
T4Sにも免税店はあります。
到着ロビー
T4の到着ロビーはエレベーターで0階にあたります。
EUからのフライトでT4に到着した場合、免税店などが並んでいるところをLuggage、あるいはEquipajeと書いてある方向へひたすら(この間長いです)歩いていくと、Salida sin retorno(出戻り不可出口)と書いてある方へ行き、そこを通るとチェックインした荷物を受け取るベルトの並んでいるロビーに出ます。
EU圏外からのフライトは、T4Sに到着します。飛行機から降りて空港の建物に入ったら、Control de Pasaporte,あるいはPassport Controllと書いていく方向に行くと、入国カウンターがあります。通過すると自然に電車に乗るようになっています。電車を降りたところがT4です。
電車を降りた後の手順はEU圏内からのフライトと同じです。
チェックインした荷物の受取ロビーでは、モニターで、自分のフライトの荷物が出てくるベルトの番号を確認し、そこで待ちます。
チェックインした荷物がなければそのままロビーの外に出ます。
お迎えの人がいる場合はここでミートになります。
脇に税関がありますが、やはり通常止められることは少ないです。
荷物が出てこない場合
もし荷物が出てこないようなことがあったら、奥にLuggage Claimと書いたカウンターがありますので、そこで紛失荷物の手続きをします。
その手続はT1、2と同じです。
荷物預かり所
T4の到着ロビーの中、外に向かって左の奥にあります。
T2の荷物預かり所と同じ会社ですので、料金は同じですが、営業時間はここは05:00から23:00です。
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